ウェイクボードの発展は、競技会の歩んできた歴史から、かいま見ることができるだろう。 フリースタイル競技といった事前に申告したトリックを基本に忠実に行う競技から、自分をアピールし演技するエキスプレションセッションへと変化し定着しつつあります。プロクラスにおいては、いち早くエクスプレッションセッションを取り入れさらにジブも採用しています。 ほかにもアマチュアの大会には年齢別クラス分けがあり、各クラスの頂点は、プロといった道筋のほかにワールドチャンピオンシップという国際大会にも出場できるチャンスが多くの人に与えらています。 ウェイクボードは日々進化していきアウトドアスポーツであるが為に限られた日程や条件の中で、安全にスムースに楽しく大会を進行させるためには、出場する選手、競技役員、大会開催者全ての人がルールブックを知る責任があります。 ルールだけではなく、プロになる為の方法や全日本大会の選出方法、地区ブロックの連絡先、ワールドチャンピオンシップの出場内容や国際大会のシード権など多くの情報が載っています。 ウエイクボードの発展とともにルールブックも毎年新たに変更・更新しているので必ず読んで内容を把握していただけるようお願いいたします。
ここに定める規則は日本ウェイクボード協会(以下JWBA)に公認された全ての大会に適用されるものとする。但し、ウェイクボードは日々大きな変化と発展を遂げている為、このルールブックは完結されたものではない。 今後、ウェイクボーダーの経験とアイディアによって、より大会が盛り上がって行くように改訂、発展させていく。
諸規則の適用が不可能な場合、チーフジャッジは、ジャッジの過半数の同意を得た上で、必要な改訂を行い、各選手にこの事を通知し、かつ、大会終了直後直ちにJWBA審判委員会にその旨報告するものとする
規則の解釈に問題が生じた時は、審判委員会の委員長の解釈に従う。但し、これは委員長がこの問題を委員全員の票決に委ねる迄の一時的な解釈として用いられる。それ以外はジャッジの過半数をもって決し、チーフジャジ当該質疑に関する報告書をJWBA審判委員会に提出しなければならない。
本規則は、1年に1度の改訂、JWBA審判委員会の勧告があった時に必要に応じてのみ改訂され、JWBA理事会によって承認される。これらの改訂は承認されてから3日後に発効するものとする。
大会開催地であるなしにかかわらず、また、大会期間中、前、後にかかわらず、選手または競技役員でその品行がスポーツマンらしからぬとみなされた時、またはその行為がJWBAの信用を傷つける恐れのある場合、当該競技の競技役員の3分の2以上の多数決で、当該選手または競技役員の大会参加資格を剥奪出来るものとする。該当者は資格剥奪がなされる前に申し開きする機会が与えられる。
全ての許容範囲は正値に可能な限り近付けなければならない。また、許容範囲の作為的な使用は認められない。
本書に表記なき場合の事態については、前記(規則1.03)に準ずるものとする。
大会を開催できるのは、JWBAの他に以下の条項に定める団体とする。
(1)JWBAに加盟するジョイントショップ
(2)JWBAに承認された各ブロック大会実行委員会
(3)JWBAに承認された地区支部
(4)臨時団体(JWBAに申請し、常任理事会において一時的に承認された団体)
大会とは以下のものをいう。
(1)国際大会(国際大会に関しては、協会又は協会が公認するものが主催する)
(2)プロ大会(プロ大会に関しては、協会又は協会が公認するものが主催する)
(3)公認大会
(4)その他協会が主催又は定める大会
大会公認料
ワールドクラス大会… 100万円、アジアクラス大会…50万円、プロツアー…30万円
全日本… 20万円、アマツアー…10万円、ブロック大会…10万円
* 二つ以上の大会が併催して行われる場合は、上のクラスの大会の公認料のみとなる。
* JWBAの会員でJWBAが認めた場合は、公認料の減額がある。
大会を開催しようとする時は、JWBA理事会の承認を得なければならない。国際大会においては、WWAの承認が必要となる。
大会を開催しようとするものは、最低以下に定める競技役員を大会に従事させなければならない。
(1)国際大会・・・1名以上のコンペティションディレクター、
AクラスJUDGE 1名
AクラスDRIVER 1名
Bクラス以上のJUDGE 2名以上
(2)プロ大会・・・1名以上のコンペティションディレクター、
AクラスJUDGE 1名
Cクラス以上のJUDGE 2名
Bクラス以上のDRIVER 1名
(3)公認大会・・・Bクラス以上のJUDGE 1名
Cクラス以上のJUDGEもしくは、チーフジャッジの推薦者 2名
Bクラス以上のDRIVERもしくは、チーフジャッジが推薦するDRIVER 1名
※チーフジャッジが資格を持っていない者を推薦する場合は、事前に審判員会の承認が必要
公認大会の主催者は以下に定めるものを大会開催日初日から60日前までにJWBA競技委員会に提出し、申請を行わなければならない。
(1)公認大会開催申請書
(2)実施要項
(3)収支予算書
(4)その他協会が指定するもの
※公認大会主催者は前項に定めるものの他に別に定める公認料をJWBAに納めなければならない。
※2003.2.13改正
公認大会の主催者は、大会終了後即時、又は1カ月以内に以下に定めるものをJWBAに提出しなければならない。
(1)成績表(当日中)
(2)公認大会報告書
(3)収支報告書
(4)その他協会が指定するもの
規定2条3項に規定するJWBAの承認を受けずに大会を行った団体に対し、JWBAは理事会の審議を経て当該団体に対し、罰則を与えることが出来る。
大会競技種目は、プロクラス、公認大会はエキスプレスセッションとする。
大会申請とは別に、大会開催の30日前以前に大会実行委員会が各競技の順序、開催日、競技種目、開催時刻等を示した予定表を参加者及び関係各位に通知するものとする。
ウエイクボードはアウトドアスポーツであるということ、さらに大会実行委員会が競技を成功させる必要があると考えた場合、チーフジャッジと大会実行委員会が競技続行を判断する権利を持っている。自然現象による水面状況の変化及び、船舶の往来等の水面の状況変化による抗議は原則的に認められない。
※2003.2.13改正
大会開催中の予定変更は、天候、水面状況、安全性、またはそれに類した理由によってのみ許される。またそのような理由により、変更がある場合は競技役員の過半数以上が変更を承認しなければならない。選手においてはいかなる選手といえどもその一身上の都合による変更は認められない。
大会が悪天候、日没、その他の障害等により、続行が不可能と判断された場合、ヒートのやり直しを行うことがある。この判断は、ジャッジおよび競技委員が協議し、大会実行委員長の承諾の上、決定するものとする。もしくはそのヒートに関係のある選手を交えて審議する。
続行が不可能な場合その前の段階(決勝で中断した場合、セミファイナルもしくは予選)での記録を有効とし、競技の成立とする。
※2003.2.13改正
選手の出走する順番は予め発表し、変更は認められない。いかなる選手といえども、その選手を曳航するボートの準備が整っているにもかかわらず、その場にいなかったり出走の準備が出来ていない場合は失格とし、その競技種目には出られないものとする。
但し、選手が出走直前に事故を起こし、またはそれが発見された場合には(例:ビンディングの損傷など)スターティングドッグ役員は1分間の猶予もしくはそのヒートの最終出走に変更する。
公式大会に於いては、チーフジャッジの許可と責任のもとに選手が大会で使用する曳航艇に慣れ、ゲレンデ状況を知ることを目的として、公式練習時間を設ける事が出来る。
選手ミーティングは、大会開催前と開催中の諸注意や特別な条件などの説明の為に行われる。
原則として、大会に出場する選手は必ず選手ミーティングに出なければならない。
参加のないものは、その競技会に出場出来ない。
大会中に運営本部より通達される内容は、ノーティスボードに掲示する。音声による通達がされる場合もあるが、原則として通達内容は、ノーティスボードに掲示する。
コンペティションディレクターは、大会で選手が使用する用品が「オフィシャルサポートサプライヤー」であるか検査をする。「オフィシャルサポートサプライヤー」以外での大会への参加は出来ないものとする。但し、JWBAが特別に認めた物は、その限りでない。
※オフィシャルサポートサプライヤーとは、JWBA競技委員会にオフィシャルサポートサプライヤー登録をした、JWBA法人会員が取り扱う用品の事。
※2003.4.2改訂
大会の開催中、及び公式練習の間、使用する競技艇はその実行委員会が認める艇を使用しなければならない。
大会に出場する選手は、協会の指定する傷害保険又は協会の定める条件を満たす傷害保険に加入しなければならない。
(1)競技区分のクラス分けに関しては年齢別とし、以下のとおりとする。
(2)対象年齢は、毎年1月1日現在を年令別クラス分けの基点とする
※2013.3月改訂
WWA
Jr.Boys・・・・・・・・・・・9才以下
Boys・・・・・・・・・・・・10〜13才
Girls・・・・・・・・・・・・13才以下
Veterans・・・・・・・・・・40才以上
Veterans Women・・・・・・・30才以上
Super Men/Women・・・・・・年齢制限なし
Upper Men (インバート系、スピン系、レイリー系3トリックまで)
Middle Men/Women( グラブ+180まで)
Wake Skate Men/Women・・・・・・年齢制限なし
Pro Veterans・・・・・・・・30才以上プロ資格者
Pro Men/Women・・・・・・・年齢制限なし
※プロ/オープンクラス以外は全てアマチュアとしてのエントリーとなる。
※出場資格を取得した選手は、次年度には希望するクラスに出場できる。(原則、クラスを下げてのエントリーは認められない。)
※2013.3月改訂
IWWF
Boys・・・・・・・・・・ 14 才以下
Girls・・・・・・・・・・ 14 才以下
Masters Men ・・・・・・・30 才以上
Masters Women・・・・・・30 才以上
Veteran Men ・・・・・・・40 才以上
Veteran Women ・・・・・・40 才以上
Wake Skate Men/Women・・・・・・年齢制限なし
Open – Men・・・・年齢制限無し
Open Women・・・年齢制限無し
※2013.3月改訂
各大会に於いて、最低人数(5人)に満たないクラスがある場合は、大会実行委員長の判断によりクラス分けを行う。その際の新しいクラスの新設や、クラスの統廃合については、大会実行委員長の判断に委ねられる。例えば、ウェイクボードの普及を促すために、開催大会においてビギナーズクラスを新設することも可能である。
賞金制度は、プロ登録者のみアマチュア選手は表彰対象にはなるが、賞金制度はないものとする。
プロ登録選手以外が表彰対象になった場合でも賞金は繰り上げられることはない。
競技においては、エキスプレッションセッションが基本となる。選手は決められた競技エリアで内で自由な演技を行い、3名のジャッジがそれぞれ、各項目(完成度100点、印象度100点、組立100点)について採点をし、3名のジャッジの平均点の3分の1を得点とする。このエリアを選手は基本的に1往復する間に演技を行う。競技中、1回のフォールが許され、フォール後も終了ブイまでのトリックは有効となるが、コース内2回のフォールはその競技の終了となる。
※2003.2.12改訂
各大会において、ランプ・キッカー・スライダー等の付設物が使用される場合がある。選手は(ジブ、ジャンプ台等)が設置される競技(プロイベント等)の場合は、ウェイクトリック、付設物トリックどちらかのトリックで2フォールした時点で競技の終了となる。
コース外フォールについては、2フォールで競技の終了となる。運営サイドのミスがない限り、基本的にスタート時のフォールもコース外フォールトしてみなされる。 昨年まで採用していた3/4ブイは基本的に廃止する。但しチーフジャッジが競技運営上、必要と認めた場合はブイを設置することができる。
※2003.2.12改訂
5ジャッジシステムのオブスタクルの割合は20%であるが、付設物が1つの場合はの割合は10%に変更となる。残りの10%は、その他4カテゴリーに4分割して上乗せする。
付設物がない場合は、4ジャッジとし20%の割合を4カテゴリーに4分割して上乗せする。
※2011.3.08改訂
出場選手が多数の場合は、1グループ10名以下のグループ分けを行う。各グループ分けの最低人数制限は特に定めない。各グループにおいての上位者が決勝までのステップに上がることが出来る。
クラス分け
地区ブロックにおける公認大会での、クラス分は地区ブロック委員会に一任する。但し全日本選手権大会の地区代表別選手の選抜は、規則4競技クラス4.01競技区分となるので、その旨を考慮した上で、クラス分を行わないとならない。
※2003.2.12改訂
出走順は、各グループ下位から上位の順となる。各グループ分けの最低人数制限は特にさだめない。各グループにおいての上位者がステップアップすることが出来る。
※2003.2.12改訂
競技中にギアが破損した場合は、原則としてチーフジャッジの判断により次の選手の後に当該パスの再送を認める。
※2003.2.12改訂
コースは見通しの良い直線で十分な距離をとり、スタートブイと終了ブイの2つのブイの間とする。ブイを選手が通過した時点から競技開始とする。なお、終了ブイ付近でのトリックに関して、有効かどうかみなすかどうかの判断は、ジャッジが行う。
選手はボートのスピードをコースに入る前に指定することが出来る。スピードはトリックの途中でも変更することが出来る。なお、全ての要求は1パスをスタートする前に、チーフジャッジに申告しなければならない。
選手はコースに入るときスピードが合わない場合、一度のみハンドル放棄が認められる。しかしいかなる理由であろうとも。2度のハンドル放棄はその競技終了となる。
※2003.2.12改訂
日本を5つのブロックに分け、それぞれのブロックにおいてブロック委員長を中心に大会実行委員会を組織し、ブロック戦を行うものとする。
ブロック戦は、JWBA公認大会であり、かつJWBA全日本選手権大会への出場資格を得る為の予選も兼ねるものとする。尚、ブロック戦における全ての責任および権限はJWBAによるブロック大会承認後、全てブロック大会実行委員会に委譲するものとする。
※2013.4月改訂
前項の5つに分ける都道府県は、以下のとおりとする。
北海道ブロック・・・北海道
東日本ブロック ・・・、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県
関西・東海ブロック・・・滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 静岡県、岐阜県、愛知県、三重県
中国・四国ブロック・・・岡山県、鳥取県、島根県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州・沖縄ブロック・・・福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
※2013.4月改訂
1位 | 250point | 2位 | 225point |
---|---|---|---|
3位 | 200point | 4位 | 190point |
5位 | 180point | 6位 | 170point |
7位 | 160point | 8位 | 150point |
9位〜 | 100point |
※2010年3月5日改訂
全日本クラスで審判競技委員会で認められた船外機ボートの使用が認められる。
※ボート使用に関してオファーが2社以上となった場合は、協賛金額等の条件で協会が判断する
※2010年3月5日改訂
1.Super Men、Super Women ・・・プロ資格対象/年齢制限なし
2.Jr.Boys/Boys/Girls/Veterans ・・・クラス別タイトルのみ
※1 Jr.Men/Men-1/Men-2/Masters/WomenクラスのWORLD出場権は、Superクラスの上位者から選出。
※2 各地区から選抜された選手が、出場希望クラスを選択できる。但しダブルエントリーは認められない
1位 | 100point | 2位 | 85point |
---|---|---|---|
3位 | 70point | 4位 | 60point |
5位 | 50point | 6位 | 40point |
7位 | 30point | 8位 | 20point |
9位〜 | 10point |
公認大会への参加者は、基本的に大会のエントリーが始まるまでにJWBAアスリートメンバーの登録の申請を完了しJWBA アスリートメンバーでなければならない。 JWBAの定める傷害保険に加入し、その大会が指定した資格を有する日本に在住する権利を有する者でなければならない。但し、海外に在住する日本国籍を有する者の参加に関しては、大会実行委員会の判断に委ねる。 プロツアー及び国際大会については、WWAのメンバー登録者及びWWA下部組織である各国の協会メンバーはJWBAアスリートメンバー登録がなくても競技委員会の承認のもと海外国籍の選手の参加を認める。
※2003.2.12改訂
ブロック戦への参加資格は、基本的に第7条2項に示したブロックと選手自身の登録住所地が、一致しなければならない。登録時点のブロックをシーズン途中に変更する場合は、要請に応じて住民票、免許書の写し等を提示しなければならない。
※2003.2.12改訂
ブロックによってエントリー数等の関連により、ブロックの登録住所以外の選手で、公式記録対象外として参加を受付ける事を認める。この場合の判断は、すべて大会実行委員会の判断によるものとする。※2013.6月改訂
ブロックによってはエントリー数等の関連により、競技会の募集定員に達しない場合、締切日を越えての参加受付をする事も認める。この場合の判断は、すべて大会実行委員会によるものとする。
レイトエントリー費はプラス150%プラスとなる。
前年度時点での各ブロックアスリートメンバー登録数で第7条2項のブロック別に全日本選手権大会の出場枠が比率配分により与えられる。各ブロック大会にて優秀な成績を残した選手は、各ブロック大会実行委員会から承認を受け、全日本選手権大会の出場資格が与えられる。各ブロック内の各クラス出場枠は、各ブロック大会実行委員会が決定するが、公平かつ平等である事が基本である。 各ブロック大会実行委員会は、全日本選手権大会の選考方法を毎年1月末日までにJWBA競技委員会に提出すると共に、選手への大会案内、エントリー用紙等に記載し、広く告知することを心掛けないといけない。
※2003.2.12改訂
プロクラスの大会には、過去にプロ資格を有していたアマチュア選手の参加も認める。ただし、その大会の定める基準を満たす場合のみとする。
【その他の国際大会】
その他の国際大会の選考基準については、その都度競技委員会で理事会の承認をとるものとする。
※出場資格取得者が、ワールド出場を辞退した場合は上記選考方法の次順位者に出場資格が与えられる。
ASIAN PRO TOURは、アジア各国の選手の出場を認める。また、アジア選手については賞金対象とする。出場資格は、JWBA法人メーカか、WWA下部組織からの推薦が必要となる。
JWBAの各大会に参加する為には、各大会実行委員会の定める大会参加費用を納めなければならない。
チーム登録制を採用する地区ブロックは、以下のブロックである。 関東ブロック・東海ブロック・関西ブロック
※ 各ブロックにおいてチーム登録制が異なるので詳しくは以下の地区ブロック事務局及び競技委員にお問い合わせください。
中国・四国ブロック・・ ・082-243-1284(BOON内)
九州・沖縄ブロック・・・ 092-231-7121(Colorz内)
※2011.3改訂
※2008年3月改訂
全日本大会のOPEN MEN OPEN WOMENクラスにてファイナルの上位5名
※2008年3月改訂
※全日本大会でプロ資格を得たライダーがツアーランキング上位にいる場合、繰り上げして上位3名に資格を与える。
※2012年3月改訂
プロ登録に関して、全日本選手権大会から資格を得た選手は、12月31日の会員更新時までに、またプロチャレンジ制度より資格を得た選手はその資格を得た大会の終了時より12月31日までに申請登録しなければその資格は無効となる。
無効となった年度内で最登録する場合は、新規登録料として別途必要となる。
※2011.3月改訂
プロ登録費用に関して、別途定める。
コンペティションディレクターとは、JWBA競技委員会委員のことをいう。コンペティションディレクターは、各大会においての運営統括を務める。
※2003.2.12改訂
コンペティションディレクターは、大会実行委員会の要請に応じて登録されているジャッジの資格を持つ者の中からチーフジャッジを任命する。チーフジャッジは、全ての大会および審判作業を監督し、これらの作業の最終的責任を負うものとする。
※2003.2.12改訂
コンペティションディレクターは、大会実行委員会の要請に応じて登録されているドライバーの中からチーフドライバーを任命する。チーフドライバーは、ドライバーの割り当てを行い、競技曳航作業の最終的責任を負うものとする。
※2003.2.12改訂
コンペティションディレクターは、大会実行委員会の要請に応じて登録されているジャッジの中からチーフスコアラーを任命する。チーフスコアラーは、登録されているジャッジ、または大会業務の訓練を受けたいと願う有志の中からスコアラーを選ぶ。チーフスコアラーは、得点計算、集計等を監督し、これらの作業の最終的責任を負うものとする。
セコンダリーポジションズに携わる者は、ジャッジの資格を持つ者、または必要な経験を有する者の中から、チーフジャッジが選出する。(例:救助艇ドライバー、ボートタイマー、スターティングドッグ役員等)
補助的役員は、資格を有する役員、または大会業務の訓練を受けたいと願う有志の中から、チーフジャッジ、チーフドライバー、チーフスコアラーが任命する。
競技役員相互間において、意見が異なった場合には多数決によって決める。同数の場合は、当該責任者が最後の一票を投じ決定する。
コンペティションディレクターは、大会実行委員会が用意した用具、大会運営の安全に対して責任を負う。コンペティションディレクターは、状況が危険であると判断した場合、大会中止をも含めて必要とされるあらゆる行動をとる権利を有する。
ライフジャケットは以下の規格に合っていなければならない。(公式用品)
※2003.2.12改訂
いかなる選手といえども、コンペティションディレクターや、競技役員の多数がその選手の出場は、選手自身、あるいは他の選手達に危険であると認めた場合、競技への出場、または競技の継続は許されない。競技の最中にコンペティションディレクターは随時に選手の行動や体調を考慮して、競技参加を中断させるかどうかをジャッジの多数決によって決めることをチーフジャッジに申し出る事が出来る。事情の許す限り、医師の助言を求めるべきである。
大会の開催中、及び公式練習の間、少なくとも1艇(2艇が望ましい)の救助艇を使用しなければならない。ただし、ジャッジの過半数、及びコンペティションディレクターが救助艇を使用する必要がないと同意した場合は、陸上に救助要員を配置する。救助艇、または救助要員は選手の演技するコースの間で、コースの外側に配置するのが望ましい。
救助艇には、競技内容を熟知したドライバーと救助員を置くこと。救助員は必ずライフジャケットを着用し、危険と思われる転倒などの場合には、水中に飛び込んで選手を救助すること。
大会開催中、必ず医師もしくは看護人を常駐させるか、現地の医療機関との連絡をとっておくこと。
大会実行委員会の用意した用具や装備などに不備な点があって、競技条件に不公平が生じた場合、これが明らかに選手に不利であるとジャッジの過半数が認めれば、選手はその不利な影響を受けたパスに限り、再走を選ぶ権利を有する。選手が不当に有利な条件を与えられた場合、再走は強制的に行なわれる。再走が実施された場合は、それが記録対象とされる。
再走は、承認後5分以内に行わなければならない。もし選手が休息を求めれば、次の順番の選手が出走する。再走はこの選手の2パスが終わった後で行なわれる。この間に5分間の休憩時間は消化したものとする。
再走の要請は、ジャッジが次の選手が出走する前に申し出ても良いし、選手本人が出来るだけ早く申し出る事も出来るただし事情の許す限り、その決定は速やかになされるものとする。もし選手が演技し終わった直後に再走の要請が申請されなかったと判断された場合、要請は認められない。
再走が行なわれる場合は、その再走のパスに入るまでの間、曳航艇から赤色の旗が提示されなければならない。
抗議は、大会実行委員会、または競技役員が本規則の遵守を怠った場合のみ許され、選手本人が申し出る事が出来る。ただし、抗議は当該競技の結果発表後、 30分以内とする。
抗議はジャッジの審判及び競技役員の運営に対しては、いかなる抗議も認められない。
抗議は、選手本人がチーフジャッジに文書を以て、金10,000円の供託金を添えて提出しなければならない。抗議がジャッジの過半数によって妥当なものと認められた場合は、供託金は返還されるが、認められなかった場合には、供託金は返還されない。
得点計算の訂正は抗議の対象とはならない。但し、この訂正は当該競技の終了2時間以内に要請があり、チーフジャッジの承認を得てなされるものとする。
JWBAは、次の講習会・検定会を実施する。
上記に定める講習会の講師は、審判委員長および委員長が適任と認めた者が務める。
競技役員の申請、変更等の連絡については、JWBA事務局を通じて行うものとする。
競技役員の登録を申請する者は、前項に従い次の各号に定めるものをJWBA事務局に提出し申請しなければならない
JWBA事務局は、前条の申請があったときには、申請の不備がないかの確認をもって登録を行う。
各競技役員の資格有効期間については登録日より12月31日まで有効とする。
※2010.3月改訂
JWBAは、次に該当する者を競技役員として登録することを認めない。
※2003.2.12改訂
JWBAは、登録した競技役員に登録証を発行する。
登録事項に変更があったときには、速やかに変更の申請を行うこと。
登録証を紛失またはき損したときは、再交付の申請をすることができる。再交付の申請をしようとする者は申請書の他に、紛失の場合にはその理由を記載した書面を、き損の場合には登録証と、それぞれ再発行料を添えてJWBAに提出すること。また再発行料については、1,000円とする。
第1項 JWBAは競技役員が次の各号に該当する場合には、登録を抹消する。
(1)登録者から登録消除の申請があったとき
(2)死亡したとき
(3)第2条に規定する競技役員講習会などを受けなかったとき
(4)有効期間であっても、アスリート会員資格を有しないとき
第2項 JWBAは、競技役員が次の各号に該当する場合は、理事会の審議を経て、登録を抹消することができる。
(1)登録証を変造または他人に利用させたとき
(2)第4条に規定する申請書または添付書類に虚偽の事項を記載したとき
(3)競技に関し不正な行為をしたとき
(4)競技役員として、ふさわしくない行動や言動をとった場合
(5)JWBAメンバーを除名された場合
第3項 前項の規定により、登録抹消の通知を受けた者は、速やかに登録証をJWBAに返却しなければならない。
競技役員には、次の各号の資格を付与する。
(1)Aクラスジャッジ
Bクラスジャッジ所持者が1回以上の国際大会のジャッジ補佐実務経験か一回以上のプロ大会でのチーフジャッジ実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(2)Aクラスドライバー
Bクラスドライバー所持者が1回以上の公認大会のチーフドライバー実務経験か一回以上のプロ大会でのサブドライバー補佐実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(3)Bクラスジャッジ
Cクラスジャッジ所持者が1回以上の公認大会のチーフジャッジ補佐実務経験か一回以上のプロ大会でのジャッジ実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(4)Bクラスドライバー
Cクラスドライバー所持者が1回以上の公認大会のサブドライバー実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(5)Cクラスジャッジ資格
各地区大会にて併催されている検定会を受講して検定試験に合格した者をいう。
(6)Cクラスドライバー資格
審判委員会が指定する資格保持者のスクール、または指定するジョイントショップにて検定を受け合格した者をいう。
(1)ジャッジ
大会での一連作業実習。(用品チェック、競技説明、ピット作業)
テキスト講習(ルール説明、ジャッジング方法、トラブルと対策、再走事例、ジャッジの心得等)
検定模擬ジャッジ(陸上もしくは競技艇からの模擬ジャッジ)
※DRIVE、スタンダード3ジャッジングシステムはこちらからダウンロードできます